■課題
農業用ハウスでより良く農作物を育てる際には、安定したCO2(二酸化炭素)の供給は欠かせく、多くの農業用ハウスではCO2施用機を導入しています。しかし、生成されたCO2がハウス内に行き届かなかったり、循環扇を使ってもハウス内を循環できていない場合もあり、農作物の発育に偏りがあることが見られます。
■概要・期待効果
ハウス内の各ポイントにCO2濃度センサーを設置し、ハウス内のCO2濃度を監視します。CO2施用機が稼働しても循環できていないポイントを検出すると、循環扇が稼働させハウス内にCO2が効率よく行き届かせることが可能になります。ハウス内全体のCO2を監視することで、発育の悪い農作物を抑える効果に有効的です。
[使用機器・サービス]
■CO2濃度センサー
・二酸化炭素濃度を検出
■循環扇
・ハウス内の二酸化炭素を循環
■SpreadRouter-MW
・CO2濃度値取得(アナログ)
・循環扇をON/OFF制御
・LoRa通信
■SpreadRouter-LTE
・LTE回線でセンサーデータ送信
管理NO:61