温度と電力計測で工場設備を安定稼働『モーターの稼働と劣化監視』


■課題

工場内の設備には多くのモーターが日々過酷な負荷をかけながら稼働を続けています。一般的に産業用モーターの寿命は15年~20年ですが、点検せずに使い続けると、ベアリング(軸受)の摩擦防止に使われるグリースが熱によって劣化して滑りが悪くなりパフォーマンス低下やモーターが突発的な故障を引き起こします。

 

■概要・期待効果

モーター部に電力計測計と高温度計を“簡単に後付け”で、電流・電圧・電力と温度を計測し複合的な監視を行います。各計測結果は工場内を無線化で収集し、どこからでも監視することができます。高負荷時の急激な温度上昇は劣化や寿命に影響するため、異常時の速やかなメール通知で予防への期待ができます。

モーターの稼働と劣化監視

[使用機器・サービス]

■SpreadRouter-A

・RS485電力計接続(電流・電圧・電力)

・RS485測温抵抗体(高温度計測)

・LoRa無線で送信

■SpreadRouter-LTE

・LTE回線でデータをサーバへ送信

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モーターの稼働と劣化監視.pdf
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管理NO:86