危険な活火山も定点カメラとIoT技術を駆使して『火山灰の降灰監視』


■課題

日本全国111の活火山を有する火山大国の日本では、常に火山防災の為に、火山観測や監視の体制充実を求められています。火山の噴火を予測するためには噴火口の状態、降灰状態を監視する必要がありますが、長期的に無人で安全な監視・観測と最新情報を知る事が必要不可欠です。

 

■概要・期待効果

噴火口や降灰状態が確認できる箇所に、定点カメラと通信装置の組み合わせを省電力動作させることで、商用電源要らずのバッテリ運用を可能とします。現場状況の定点観測、画像をメール送信してサーバ側で観測情報を蓄積。長期間定点観測することで、安全に火山の僅かな状態変化を捉え、噴火の前兆傾向を知る事ができます。

 

火山灰の降灰監視

[使用機器・サービス]

■SpreadRouter-LTE

・カメラ画像取得処理

・画像添付メール送信処理

■カメラモジュール

・設置場所を選ばない小型カメラ

■電源ボックス

・バッテリとソーラーパネル

・SpreadRouter-LTEとカメラへ電源供給

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火山灰の降灰監視.pdf
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