多数点の雨量・流量をまとめ無線監視・制御『適時・適正な雨水放流』


■課題

日本では、生活排水と雨水を同じ下水道に放流することが多く、その場合まとめて下水処理場で処理し、河川に放流しています。ところが、雨量が多くなると処理が追い付かず、不十分な状態で放流してしまうこともあります。そのため、雨水を一旦溜めておき、下水道に放流する量を調整することが重要になってきます。 

 

■概要・期待効果

マスター監視装置(PLC)で収集している雨量および流量センサのデータを取得し、必要に応じて雨水放流の制御も行います。LoRa通信を用いることでPLCを無線化。配線不要かつ低予算で多数点からのセンサーデータ取得と放流制御も可能になります。マスター監視装置1台で多数点を管理させることで全体の総放流量も把握・調整できるようになります。

適時・適正な雨水放流

使用機器・サービス]

■雨水流量センサ

・雨水流量データを取得

■SpreadRouter-MW

・雨水流量取得や放流制御の指示をLoRa通信で送信

・PLCを無線化

■IoTセンサーパック

シリアル透過モード

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適時・適正な雨水放流.pdf
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