山間部など人の出入りが困難な場所での監視『送電鉄塔の異常把握』


■課題

送電鉄塔は、発電所で作られた電気を各地へ運ぶための設備です。地震や落雷、台風などによって鉄塔や電線に異常が起こると、大規模な停電が発生する恐れがあります。鉄塔に異常が起きないように対策すると同時に、発生した場合に備えて異常発見と復旧対応を早急に行える体制を整える必要があります。

 

■概要・期待効果

鉄塔に傾斜計や風速計などのセンサーと無線器を取り付け、これら機器の電源供給はソーラーパネル式蓄電池で賄うため一度設置してしまえば頻繁に現場へ行く必要もなくなります。人海戦術で現場に出向いて目視確認する必要がなくなり、常時監視で異常個所の早期発見が実現できます。

送電鉄塔の異常把握

[使用機器・サービス]

■電源装置

・ソーラーで通信機器やセンサーの電源供給

■傾斜計、風速風向計など

・鉄塔の状態を確認

■SpreadRouter-A

・センサーデータを取得して無線送信

■SpreadRouter-LTE

・センサーデータをサーバへ送信送電鉄塔の異常把握

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