温度管理不備によるコロナワクチン廃棄を無くす『ワクチン温度監視』
■課題
日本国内では、新型コロナウイルスのワクチン接種の準備が行われておりますが、同時に、温度管理の不備からワクチンが廃棄されるケースが各地で相次いでおります。冷凍庫の温度が勝手に上昇してしまう不具合が発生したため廃棄というケースもあり、人為的なミスを減らすだけでは解決できなかったケースも存在します。
■概要・期待効果
ワクチンを保管する冷凍庫に温度センサーを設置。温度データは定期的に収集され、管理サーバへ送信できます。正確な温度を遠隔で確認できることで、直接確認しに行く労力や管理者の心理的負担を軽減できます。また異常発生時には、管理者宛へ通知メールを届けることで、不具合への早期対応に期待出来ます。
[使用機器・サービス]
■温度センサー
・保管環境の温度データを測定
■SpreadRouter-A
・センサからデータを取得
■SpreadRouter-LTE
・収集した温度データをLTE通信でサーバに送信
・異常値の場合には担当者へメール通知
管理NO:47