日本は世界一のスピードで高齢化が進み、2014年に26.1%だった高齢化率が、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)になる25年には30.4%、さらに10年後の35年には33.4%と人口の3分の1に達する見通しだ。医療・介護施設が足りなくなることは明らかで、国は「施設から地域へ」をスローガンに掲げ、高齢者に自宅で療養してもらう「地域包括ケアシステム」の構築を進められています。