LoRaについて


LoRaとはLPWA(Low Power Wide Area)の一つとされ、Semtech社(米国)が開発した低消費電力で長距離無線通信技術です。

LoRaはスペクトラム拡散方式の一種であるチャープ変調(Chirp Modulation)を使用しています。

チャープ変調は、周波数が時間とともに変化して信号の電力密度が低くなるため、ノイズの影響を受けにくく長距離通信に適しています。

長距離通信

長距離通信に強く、見通しの良い環境では約10kmの通信を可能としています。(当社20mW標準モデルSF10/BW125kHz設定)

920MHz帯LoRaは電波の回り込みがよいことと、壁や障害物で反射しても信号が損なわれにくい特長があるため、他の通信方式より様々な場所でご利用可能です。

低消費電力

LoRaはLTE通信と比べると長距離通信ができる上、低消費電力で動作することができるため、現場でのバッテリー運用を行うといった事例にも数多く採用しています。

通信速度と通信距離の関係

LoRaは通信速度と通信距離はトレードオフの関係です。速度と距離は拡散率(SF[Spread Factor])と、帯域幅(BW[BandWidth])の組み合わせによって調整が可能です。

SF値が小さい:通信距離は短く、通信速度は速い SF7

SF値が大きい:通信距離は長く、通信速度は遅い SF12

BW値が小さい:通信距離は短く、通信速度は速い BW500kHz

BW値が大きい:通信距離は長く、通信速度は遅い BW125kHz

無線免許について

LoRaは920MHz帯周波数を使用しており、20mWは特定小電力無線局となるため、免許不要で利用できます。(当社標準モデル)

当社では20mWの標準モデルの他、無線出力を250mWにアップした高出力モデルも販売しております。同じ920MHz帯のLoRaを使用していますが、高出力版は陸上移動局となり、利用時に総務省への無線局登録が必要となります。(陸上移動局は1台あたり年間400円程度)