『斜面監視システム』

山間部エリア防災の電源・通信の障壁を克服


課題

斜面崩落や道路崩壊は激甚災害時に迅速な対応が求められています。山岳道路斜面における地滑りや崩落の予測と状況把握で防災機能向上が必要ですが、監視地点・危険箇所には電源確保とデータ通信に課題があり、電源インフラ未整備やデータ通信不通等、対象現場での継続的な監視体制が困難である。

概要・期待効果

市販アルカリ電池を有効活用する間欠制御によって、電源確保が困難な場所でも長期運用を実現。また、計測センサー・通信装置・電源部を一体化にしたことで簡単取り付けが可能です。定期観測以外に異常時は即時通知機能で災害予兆を早期に捉え、インフラ管理者の安全確保と維持管理コスト削減に貢献します。

特長

計測装置の取り付け作業が簡素、メンテナンス頻度も最小限

間欠電源制御による超低消費電力運用で、市販電池で1年以上の稼働を実現 ※定期観測の場合

センサーの異常値検出時には即時クラウドへ通知

case109
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